7月10日は、基礎からの自転車操作講習を行いました。
それについて少し気ままに書いてみたいと思います。
ズバリ言います。

今、ご自身のロードバイクと「対話」が取れていない方が多すぎる!!
苦言から入り失礼しました。
私は皆さんに安全にロードバイクライフを
充実させて欲しいのです。
そのために
- パフォーマンスアップも
- 安全操作講習や集団走行の講習
も行います。
では「対話」とは何か?
皆さん考えたことありますか?
その「対話」の話に行く前に
先ず前提条件を3つ知っておいてください。
- ロードバイクは地面にタイヤの2カ所のみ接地している。
- ロードバイクには身体の
①右手、②左手、③シート、④左足、⑤右足の5カ所が接している。この5カ所への荷重を変化させて、上記1.タイヤに仕事をさせ、加速、減速、コーナーリングを行います。 - ロードバイクに限らず2輪の操作方法は基本共通と言えるところが多く、しかしながら設計される段階でメーカーや製品ごとの味付けが異なります。
(それが楽しさや相性にも繋がります)。
- 真っすぐに進みたいとき
- 止まりたいとき
- 曲がりたいとき
-
皆さんはどの様な基本操作をすべきか。
-
加えてご自身の自転車に合わせてそれをどう微調整するべきか
考えたり感じたことが有りますか?
自転車が「私はこう走りたいんだ」
と意思を持っているように自ら発する信号を受け取って、
それをスマートに導き、また増強してあげることが
自転車の性能を引き出し
またそれを「対話」というのです。
「対話」が取れた際の気持ちよさと言ったら
ご自身のロードバイクが意のままに動いてくれて最高です。
力任せに走らせないから安全。
なのに速い。そして楽。
知ってほしいなぁ。
そのような私から皆さんへの想いを持って
★エッセンスを一つお渡ししたいと思います。
★エッセンス
いつものビンディングシューズをスニーカーに履き替えて自転車をサドルだけで押してみましょう。
一緒に歩いて自分の動かしたいようにご自身のロードバイクが動いてくれるか確認しましょう。
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先ずは真っすぐ走ってくれるかな?
-
右に左にスラロームができるかな?
-
12m間隔のパイロンの間で8の字ができるかな?
それが思い通りに出来れば、
貴方はきっと愛車の意思を感じ取れている。
実際に愛車にまたがって走っているときも
そのイメージで、優しく導くように操作するのですよ。
間違ってはいけないのは「導く」であって
「ついて行く」ではありません。
愛車の好みを把握しながら
操作するご主人の動作に愛車が倣うのです。
なんかなぞなぞみたいですね。すいません。
でも上手な人はその意味を知っている。
分からない人は何度も読んでくださいね。
自転車の操作技術を分類するならば下記二つに分けられます。
- 基本操作:走る、曲がる、止まる
- 回避操作:余裕のある基本操作の中で起こる突発事象に対して、その余裕を使って行う特殊操作
上記【エッセンス】は勿論1番の「基本のキ」です。
沢山お伝えしたいところですが、
皆さんが理解を深め確信を得るためには
やはり直接講習させていただくことが一番。
皆さんのロードバイクライフの安全と充実を祈りつつ
お問合せ頂き、お会いできるのを楽しみにしております。