高価な自転車ほど「寄り添う力」で選ぶ ― トレック神戸須磨で見つけた答え

トライアスロン用のTTバイクに、内田さんはトレックを選びました。世界のトップ選手が乗るのは、サーベロやキャニオンです。それでもトレックに決めたのはなぜか。当日の会話をもとにまとめます。

目次

1. トップ選手のバイクと、トレックの乗り味

サーベロはエアロ性能と快適性が突出し、フレーム全体で衝撃をきれいに分散してくれます。キャニオンはライダーの姿勢まで含めたエアロ設計が強みで、今もっとも勢いがあります。

一方、トレックのスピードコンセプトは、現行設計が2022年からです。ただ、脚が残る自転車づくりのうまさと、気持ちよく伸びていく走りは健在です。6〜7割の力でも流れるように進み、ランニングに脚を残して、しっかり走りたいアスリートに特に合います。

2. 決め手は「一緒に考えてくれる」お店だった

メーカーが作る自転車は、日本人のために設計されたものではありません。手足の長さや筋力の違いから、ポジションが合わなくても「自分の乗り方が悪い」と我慢しがちです。

大切なのは、メーカーの設計範囲の外側まで一緒に考えてくれるかどうかです。その点、トレック神戸須磨は、TTの知識はこれからでも、学んで挑戦しようとする姿勢がありました。困ったときに「設計範囲外です」ではなく「考えてみます」と言ってくれる。加えて、購入前に試乗してサイズや乗り味を確かめられることも大きな安心材料でした。

店長が自由に挑戦させてくれる空気があり、機材好きの若いメカニックも新しい話を吸収してくれます。

スクールでポジション出しながらトレーニング中
左の画像を元にショップで取りたいポジションが取れるか細かくみて頂きました。
内田さん
内田さん

最初は他のメーカーが気になっていましたが、試乗車が東京でしかなかったので高価な買い物ですし悩んでいました。

ISCSでTREK神戸須磨をご紹介頂いて実際に試乗させて頂き、スタッフさんが皆さん親身に寄り添ってくださって、今後もトライアスロンを続ける中で機材の事はISCSとTREK神戸須磨双方で安心して相談出来る!と感じたのでTREKに決めました!

3. 買って終わりにしない、育てていくTTバイク

購入までの検討は1か月ほどでも、乗るのは数年です。能力も好みも変わっていくので、バイクも合わせて育てていけるとよいはずです。

半年ごとにテーマを決めて見直すのがおすすめです。ハイドレーション、エアロ、ホイールなど、1つずつ取り組めば、毎回新車のような楽しさがあります。

4. なぜスクールが、他のお店を紹介するのか

ここまで、トレック神戸須磨店の話をしてきました。スクールがほかのお店を紹介するのは、なぜか。理由をお伝えします。

お客さんとお店の関係は、普通は2者です。そこに、レッスンを通じて、乗り方やポジション、楽しみ方、困りごと、これからの目標を把握しているスクールが間に入ります。第三者の目線で、より細かく伝えられます。言葉にしづらい感覚も、技術と知識をもとに紐解いて、お店に届けられます。

すると、お店のほうも、トライアスロンという独自の世界を深く知ることができます。ロードバイクとTTバイクは似ているようで、まったく別の世界です。トライアスロンでも、ショート、ミドル、ロングで年齢層も戦い方も違います。これは実際に競技をしてみないと、なかなかわかりません。

メーカーが設計したバイクは、お店から見れば、トライアスロンの悩みをすべて解決できるはずのものです。そこに悪気はありません。ただ、実際に戦ってみると、エアロ、快適性、補給(ハイドレーション)など、調整範囲の外側の悩みが出てきます。その人ならではの工夫もあります。そこまで含めて、お客さんに寄り添い、近づいていける。それが、スクールが間に入る理由です。

目指しているのは、お客さん、お店、スクールの「3人4脚」です。頑張っているお店を「いいお店ですよ」とみなさんに知ってもらいたい。お客さんには、3者でやっているから悩まずに済む、夢が持てる、と感じてほしい。だから、トレックを紹介しながら、その理由もお伝えしています。

納車の様子は、写真とともに次回お届けします。

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