9月13日に開催された「IRONMAN Japan South Hokkaido(アイアンマン南北海道)」。
稲美スポーツサイクルスクール(ISCS)の生徒であり、毎月欠かさずパーソナルレッスンを受けてくださっている川村さんが、この過酷で雄大なレースを見事に完走されました!
スイム3.8km、バイク180km、ラン42.2km。フィニッシュタイムは 10時間41分24秒。
強豪ぞろいの「45〜49歳 男子の部(138人)」で、堂々の 部門10位 です🙌
入賞者の半数は海外勢で、日本人選手だけで数えると5位という素晴らしい成績でした。

「コナなんて、夢のまた夢です」と言っていた5年前
川村さんと出会ったのは、5年以上前のことです。
スクールに来られた当初、トライアスリートの憧れであるハワイ・コナ(IRONMAN World Championship)について、こんなふうに話してくださったのを覚えています。
「行ってみたいけれど、自分にとっては夢のまた夢です」
それから5年。川村さんは、変わらぬ情熱と誠実さで努力を重ねてこられました。
- 毎月のパーソナルレッスンを、欠かさず受講
- 毎週火曜・木曜の早朝5時15分からのローラーレッスンを、週2回、一度も休まず継続
- タイミングをみて追加パーソナルレッスンで苦手分野を強化
- 都合が合えばライドイベントにも参加し、スクール全体を温かく盛り上げてくださる

誰に見せるためでもなく、自分の限界と向き合い、「今日できること」を愚直にやり抜く。まだ暗い早朝の積み重ねが、今回の力強い走りと、フィニッシュでの最高の笑顔につながったのだと確信しています。
南北海道、感動の180km+α
レース前後の写真もたくさんお預かりしました。
スイム(3.8km)
工場や大型船が浮かぶ、独特の港湾コース。波に負けない力強いストロークで、大海原へ泳ぎ出しました。


バイク(180km)
北海道の大自然と起伏に富んだコースを、洗練されたエアロフォームで攻め続けました。

ラン(42.2km)〜フィニッシュ
疲労がピークに達するなか、沿道の声援を力に変えて一歩ずつ前へ。そしてついに、栄光のフィニッシュゲートへ!

「コナのスロット」って、どうやって手に入るの?
トライアスロンをされない方には、「コナに出る=スロットを獲る」と言われてもピンとこないかもしれません。ここで少し仕組みをご紹介します。
① 出られるのは「予選」を勝ち抜いた人だけ
ハワイ・コナで開かれるアイアンマン世界選手権は、申し込めば誰でも出られる大会ではありません。世界選手権への出場権(=スロット)は、限られた大会でだけ、年代別の上位選手に与えられます。
② スロットが出るのは、認定された大会だけ
「IRONMAN」の名がつく大会でも、すべてで獲得できるわけではありません。世界選手権の予選として認定された大会だけです。今回の南北海道は、その予選対象大会のひとつでした。
③ 枠の数は、大会や年ごとに違う
スロットの数は大会や開催年によって変わり、年代別・男女別の出場者数に応じて配分されます。
④ 権利は、レース後の「スロット授与式」で決まる
レース後に上位の選手から順にスロットが案内されます。辞退があれば次の選手へ繰り下がります。
⑤ 今回のM45-49では「10時間切り」が目安だった
今大会の45〜49歳男子では、10時間を切った上位3名前後がスロットを手にしました。【※獲得者数・ラインは公式結果で確認】
10時間41分24秒は、どれほどすごいのか
- 出場138人の中で10位、上位約7%
- 入賞者の半数が海外勢という中で、日本人選手だけなら5位
- スロット圏内の目安である10時間切りまで、あと約40分
トライアスロンの世界で、40分差は「遠い」というより「見えてきた」距離です。そのうえ川村さんは、49歳までにコナのスロット獲得を目指すと決めています。年代別で戦える時間がまだあるからこそ、この言葉は現実味のある目標なのだと思います。
夢は、最初から見えるものじゃない
レース後、川村さんは新たな目標を口にされました。

「49歳までに、コナのスロット(出場権)を獲りたい。」
川村鉄平 (45)
5年前は遠く仰ぎ見ていた場所が、日々の積み重ねによって、いつの間にか「手を伸ばせば届く場所」に変わっていました。

夢は、最初からくっきりした目標として見えているとは限りません。「今日はもう少し頑張れるかもしれない」という小さな一歩を重ねた先で、ふと振り返ったときに初めて、「手に入る目標」として目の前に現れる。川村さんの5年間が、それを教えてくれました。
その歩みに、私たちISCSも一緒に伴走させていただけたことを、心から嬉しく思っています。
夢を更新し続け、挑戦する背中で私たちに見せてくださる川村さんは、ISCSの誇りです。

川村さん、本当におめでとうございます!
これからも「コナへの夢」に向かって、一緒に走り続けましょう!

