11月9日月曜日は和歌山から
3人の実業団選手がコーナーリング講習にいらした。
お二人は数年ぶりに二度目と三度目の再会。
お一人は初めまして。
私が尊敬する方がリーダーを務める
和歌山のメジャークラブチームの方々だ。
朝8時、加古川河川敷で笑顔の再会を果たした。
(ちなみに当スクールのジャージデザインはその方のもの。
シンプルな大人のデザインの中に
小さな遊び心を入れ込むスタイルは
「今回はどんな仕掛けがあるのかなぁ」って
目を凝らして宝探しの気にさせるもの。
気になる人はインスタで@bassy.84:Bassy design Laboを要チェック!)
実は不安だった講習前
実はこの日の講習
私は楽しみよりも不安が大きかった。
何故かと言うと、
「コーナーが苦手です」と言われても
クリテリウムやロード等レースレベルで普通に走れる方々の
「苦手」を解決することが課題だからだ。
「Uターンが苦手です」とはちょっと違う。
そのような皆さんに
基礎的な技術をお教えする【初級コーナーリング講習】が
どのように活用してもらえるのか。
退屈しないかなぁ💦
なんて。
とは言っても、
やることは一番基礎から順番に。
スタンスは丁寧に。
大事にする雰囲気はお三方+私との一体感。
講習内容
講習内容はこんな感じ。
前半は基礎的操作技術。
右足、左足、右手、左手、ボディー、肩、首
体の各部がどのような動きをすれば
コーナーリングを合理的に処理できるのか分かってくる。
言葉で説明
そして体で実感。
だからこそ得られる納得感。
”書いてあるからやってみました”とはちょっと違う
「確かにこうした方が良い」という実感はなにより気持ち良く
感じた瞬間に笑顔になる♪
実はこの講習、
スクール立ち上げ当初は
みんなに喜んでほしくて定例で組んでいたのだけれど
人気がなくて💔
今は依頼があった時だけ開催する裏メニュー。
(ご依頼お待ちしております)
「基礎コーナーリング」っていかにも地味系で笑
安全って言われても面白くなさそうだし
映えが求められる世の中には合わない。
でもね。
分かってくると
「あ、今うまくいった」「自転車と一体になれた❣️」って
凄い快感を感じられる。
皆さん自転車との一体感って感じたことありますか?
勿論「ん~。いまいち」ってのも判断できる。
そのために何を改善したら
もっと良くなってくるのかも分かってくる。
スムーズ・速いのに安全。
興味がある方は協力差し上げますよ。
そして後半は積極操作技術の獲得。
マウンテンバイクを使って遊びながら。
ここでも笑顔満載。
これだけ皆さんの充実したお顔が見られると
写真なんて撮ってる暇なくて。
レッスンに超力はいる^^
そして最後に
基礎的操作技術の中に積極操作技術を流し込む。
ここでも皆さん色々発見、超笑顔。
講習終了後
講習が終わって
4時間も講習あるのに皆さんからは
●時間があっという間で短かった。もっとやっていたい。
●講習の構成は自分で考えたのか?よく出来ている。
●知識はどこかに習ったのではなくて自分で獲得したものなのか?超分かり易い。
●二輪車に乗っている方は初心者、速い人、選手、全員受けるべきだ
と評価いただいた。
講師冥利につきる。幸せだ♡
ちなみに【コーナーリング中級】メニューもあり、
それは下りコーナーを使った
一般公道実践編。
今日のように失敗しても良い場所で
しっかり基礎を習得して
それを皆さんの使いたいフィールドで使ってこそ。
しかし皆さんのフィールドでの活用がうまく出来ない場合に
お手伝いする中級編。
自分でやってみて
また困ったら要望してほしいと思います。
一緒にまた成長しましょう♪
最後はみんなで写真撮影して終了♪
ハッピーエンド。
以下独り言
実は当スクールの母体である
HBLA:Happy Bicycle Association in Japan
(日本名:日本自転車安全講習協会)は、
サイクリングに関する知識、メンテナンス、及び操作技術の
●どんな事を
●どんなレベルで行えるのか
体系立てて検定サービスを整え、
世の中のサイクリストの方々に貢献することを
原点として始めた。
下記写真のように結構考え込んで資料作った。
でもそんなのって堅苦しいって敬遠されがち。
これからの拡大と混乱が進むだろう自転車界を笑顔にするために
今も協力者を探して機会があればコンタクトをとっている。
基本、相手にされないけどね。
でもそうやって考えたものが
また今回の講習で役に立った。良きかな良きかな♪
私を頼ってくださる方々を大事にして、
出来るところから続けていきたいと思う。