神河町HC記録会
記録会1日前の昼、
雨や曇りやと振り回す天気予想を表示した
スマホをテーブルに置き、参加者様に想いを寄せてみる。
それまでの想い・努力・改善傾向・これからの成長予想…
よし。やろう!!やるべきだ。
ということで当日。
この日はなんと6時からの計測。
6時からTTなんて皆さんに脱帽です。
5時に到着すると結構雨がふっていたものの、
みんなの気持ちを汲んでくれるかのようにすぐに小雨に。
アップをして役場前のスタートラインに3人が顔をそろえる。
うん。本当に雨は大丈夫そうだ。
近所のお爺さんも傘なしでお散歩している。
そして声をかけてくれる。ありがとう。
この記録会の後、
龍野マウンテンバイク協会が主催してくれている
オフィシャルな大会に生徒さんを
応援にみんなで行くんだ。
でも今はこの一本を集中だ。
頂いた事前情報から、今日のスタートはタイムギャップ方式とした。
バイク兄やんが最初のスタート。
2分後にKinoさんがスタート。
さらにその2.5分後(先頭4.5分後に)に
KWMRさんがスタート。
アップを見てるとバイク兄やん、速そうだぞ汗
とりあえずいってみようか。
ここのコースは平坦とも言えそうな緩斜面が10㎞と長い。
そのあとに斜度が徐々にきつくなる区間が7㎞続く。
緩く入ると大きくタイムロスをする前半10㎞を
どうまとめるのか。
そして後半7㎞も下りはないものの
スイッチバックや勾配変化が無数に襲い掛かり、
テンポづくりが難しい区間をどうまとめるのか。
マネージメントでタイムが大きく変わりそうだ。
サポートハイエースは前方の2人に付き応援してくれる。
自分は最終走者のKWMRさんと前の選手を追う。もちろん私は黒子役。
スタートしてすぐ、私はいつも感心する。
特にKWMRさんのスタートからの
フルパワーフルスピード状態は圧倒的だ。
意気込みを感じずにはいられない。
さてさて、どこらへんで前の方が見えてくるのか。
前半10㎞は道の先まで見晴らしがよい。速度は33~35km/h。
ということは1㎞を走る時間は2分弱くらい。
Kinoさんはボントレガーのまぶしいテールライトをつけていたな。
確か2㎞先まで光が見えるとか。
なら10㎞付近でみえてくるかもしれないな。
ん~。いいペース♪
お、遥か先の坂の上に赤いライトが見えるな。
かなり遠いけど、距離感1㎞?
Kinoさんのテールライトか、
ハイエースのブレーキランプかもしれないな。
この距離だとKinoさんもすごく調子がよさそうだ。
3人ともまったく油断できん感じの接戦だ。
勾配が上がってきたな。
道が蛇みたいに山に絡みついている。
その先に目を凝らしても・・・何もみえん。
KWMRさんも声を出す。
「前とのタイムギャップが知りたい」
スマホを取り出し、前のハイエースにタイムギャップ計測の指示を出す。
11㎞地点。
応援してくれていたハイエースが告げた
タイムギャップは無情にも
「4分37秒」
ギャップ開いてるやん!!!
冷や汗たらぁ~~~
Kinoさんとのタイムはちょっとわからないが
とにかく前の選手が全く見えん。
KWMRさんは体が後ろに落ちてしまい脚が回らない。
ギアはまだ軽いほうに2、3枚余っているが、
軽くして脚が回っても結局は
スピードが落ちてしまうことを懸念しているのか変更無し。
苦しそう。踏ん張れ~。
細かい勾配変化がタイミングを狂わせる。
ペダリングが落ち着かない。
落ち着かないなら、そして座って回らないなら
「ダンシングで踏み切ってしまえ」戦法に変更。
ランで鍛えた身体のバネを使って
猛烈にダンシングダンシング男寝具ダンシング。
未だ見たこともない
心拍200という数字を叩きながら猛烈にアタックし
自転車をゴールにぶち込むと、
先にゴールされたお二人が
疲れからある程度回復したお顔で拍手でお迎え。
あぁ。みんなすごく調子よかったんだなぁ。
次にやるときはみんな一斉スタートだな。
皆すごいぞぉ。嬉しいぞ♪
さぁ表彰。集団を使わず全部自分の力で走り切り立派でした!!
千種高原HC応援ライド
雨を避けるために記録会のスタート時間を
少し遅らせたから、記録会が終わったのも8時前。
これは千種高原ヒルクライムのスタートに間に合わないな。
皆、ハイエースに積んでスタートラインまで行こう。
帰りは車を駐車した峰山高原頂上まで自走ね。
なんとか千種高原ヒルクライムのスタートに間に合った。
自転車を下ろして、ヒルクライムに挑戦される
YasuさんとAyaさんを応援。
さて、今日はどうかなぁ。さぁいってらっしゃい♪
じゃぁレースを走った皆さんが待つ頂上まで
自転車でゆっくり上りましょうか。
神河町記録会の1本で脚に結構来てるよね。
全力だもの。そうだよね。
脚を労わりながらゆっくり上っていると
バイク兄やんのベースが上がる。
皆の限界値が一気に近づく。
バイク兄やんは単独走に。本当に上り速い。
たまたまYasuさんが見えてくる。丁度スキー場正面近く。
レースを走るYasuさんをしばらく応援出来た。
私たちが上るのはスキー場まで。そこから上は邪魔できないから。
あと100mでスキー場前を通過というタイミングで
KinoさんとKWMRさんももがきながら
Yasuさんをフォロー完了。
Yasuさん残り1.5㎞頑張ってー♪
YasuさんAyaさんとゴール後の記念撮影。
納得いかない表情のお二人ではあったが
立派に力を示されたり、
新たな発見をされていましたね。
その頑張りはまた次に繋がりますよ^^
向かい風でオフィシャル自己ベストは素晴らしいです。
ヤバイサイクリング開始
さて私たちは下ってコンビニ補給しましょう。
私たちのサイクリングはここからですよ。
事前にコースはきめていたけどどうします?
景色が綺麗なベルピール自然公園近いんです。
Kinoさん即答
「いきましょう」
「近くても正反対じゃん」って悲痛な声が聞こえそう
でも行きましょう。
今日の参加者さんはそんな方々。
ベルピール自然公園の上りは結構強烈。
ここでもバイク兄やんが攻撃開始。
攻撃の起点はいつもバイク兄やん。
攻撃してるつもりない攻撃。みんなの心に火が付く。
苦しいKWMRさんが最後まで後ろで耐え抜いて
最後50mでスプリントに持ち込み、みんな同時に頂上。
そして景色はやっぱりいつきても最高。癒される。
心を落ち着けた後、やっとここから帰宅方向だ。
国道429号線を峰山高原に向けて東にひた走る。
国道29号線を南下する。
大きな上りはないが、結構削られる。
県道8号線を峰山に向かって上る。
ここのピークはエグイ。
バイク兄やんの途中のハイペースで
Kinoさんが一瞬遅れるも
安定したペダリングのKinoさんが再度追いつき、
初めて苦しい表情となったバイク兄やん置き去りにして
最後200mスパート&ゴール。
KWMRさんも既に力を出し切っておりカラカラだが、
フォームを整えてこなし、脚付き0でゴール。
残りは峰山への4㎞の上り。
バイク兄やんが最初から上げる。
Kinoさんも食らいつくが余裕ゼロ。
最後の300m緩斜面になりバイク兄やんがダンシングでアタック。
Kinoさんも反応するがバイク兄やんのキレが勝り自転車を叩き込む。
3分後にKWMRさんも到着。
3人とも灰になる。
14時半、集合場所の駐車場に帰着。
皆さん朝からよく頑張られました^^
ゆっくり休んでまた楽しいサイクリングしましょうね。
おしまい。
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