8月8日開催 氷ノ山サイクリングレポート

目次

スタート

今日は距離150㎞、獲得標高3500m近く上る日。

そう。難関のHC(High Class)の日です。

最初は数人の挑戦者がいらっしゃいましたが、

コロナやプライベートのご予定からIさんお一人のチャレンジになりました。

「走るぞー。楽しむぞー。エイエイオー♪」

0-20km区間

獲得標高200mをゆっくりゆっくり上り続ける区間

暑くなる前に6時からの走行開始。

神河町からの出発。

「やっぱり涼しいー」って言いたかったけど

涼しくないー!!

靄がかかっているような周囲の景色は湿度満点。

何故だー。

 

でも二人は横に並んで

お話ししながらどんどん行くよー。

「俺は俺の力で走り切る」

そういわんばかり。

お互いスリップは使わない笑

 

1㎞程の峠を足して越えて

生野北峠を今度は一気に下るよー。

20km-50km区間

生野北峠を一気に下り、

緩い下り坂を50km/hで飛ばしに飛ばして

朝子ICから県道70号線へ。

 

いつもは国道429号線を

神子畑選鉱場の方面に行くけれど

70号線は二人とも初めての道。

 

山と川と畑に囲まれた見晴らしの良い道を緩く上り、

そして緩く下っていく。

 

さすが兵庫県サイクリングマップにも載る道。

納得だ。気持ちよい。

 

本来なら氷ノ山に向かって

ショートカットできる峠を通る予定だったが、

とにかく湿度が高くて暑い。

このまま補給なしで山に走るのはやばい。

 

よし。このまま道の駅但馬楽座まで行こう。

途中に今井のペダルにトラブルが発生したが、

そんなことでIさんのチャレンジを止めるわけにはいかん。

行くぞーw

トラブル発生w 

50km-90km区間:氷ノ山(標高1100㎜の絶景へ)

横行渓谷下で早速最初のコーラを補給して氷ノ山入山。

氷ノ山の頂上付近にある大段ケ平からの眺望を夢見てGO♪

走る道の横には大きく滑らかな石が並ぶ青色の川。

さすが中国山脈から恵みを受ける川はスケールが大きい。

Iさんとおしゃべりしながら

マイナスイオンを浴びながら並走して上っていく。

3㎞ほど走ると頂上まで9㎞の表示看板。

よし。9㎞だな。

 

横に目をやるとNOASという

アドベンチャー体験ショップで

沢上りのお客さんが休みを満喫している。

 

そうか。お盆休みだもんなぁ。

俺らもすぐにでも川に入りたいw

 

苔むす森、渓谷、滝、自然全てが美しい。

その中をひたすら上る上る上る。

 

標高900mで美味しい石清水が出ている。

「これは帰りのご褒美ね」

ってことで1100mの大段ヶ平まで。

 

やったぁ!!

今日の難所を上ったぞー!!

上りを良く我慢して走られました!!

拍手です。

 

遠くに8月16日に行く予定の鉢高原スキー場が見える。

写真をパシャリ。

 

「あぁ。もう帰りたい。」

「はい。帰りましょう。どこから帰っても更に獲得標高1500mくらいです。直ぐに帰りましょう」

しょんぼりして走りだす。

岩清水

さぁご褒美の岩清水です。

ボトルに入れる際に手にかかる水が冷たくて持ってられないくらい

水が満タンに入ったボトルの中をのぞき込むと透明!!

一切のゴミも浮かず透き通っている。

 

飲んでみる。

美味い!!!

汗も一気に引いていく。

ジャージも一気に乾いていく。

二人ともやる気グーン!!!

90km-120km区間:大屋スキー場の若杉峠

二人の頭にあるのは、

峰山に上っていく最後の峠

坂の辻峠(標高
720m)。

 

よし。難所の氷ノ山は過ぎたから

坂の辻峠手前のコンビニまで

30㎞アップダウンをサクッと走るぜ。

先ずは大屋スキー場の上りだな。

 

大屋スキー場の上りの名前は若杉峠。

眼中にないくらいの峠。

4台の小型オートバイが3%の緩斜面を軽快に抜いていく。

二人のイメージもそんな軽快なイメージ。

 

上る。上る。上る。上る。

上に着かない。勾配がきつくなる。

何故?

実はこの峠の最高標高は730m。

坂の辻峠よりも高い。

二人の頭の中で「ガーン」って心のショックの音が聞こえる。

 

Iさん。ガーミンにセットしたマップは

頂上までの勾配や距離って出るんですよね?」

今日はそれを見ると絶望するので機能をカットオフしてきました」

グーンって上向いていたやる気が標高400mでグーンって急降下

うなだれて上っていく。

うああ”あ”あ”~って感じ。

 

あとはコンビニまで15㎞下り。でもすでにダシガラ。

やっと南波賀のコンビニ到着。

 

大盛オムレツパスタのIさん

カップヌードルシーフード大盛の私。

塩分と油分補給は大事です。

 

120km-160km

そして覚悟が決まれば体も動くもの。

坂の辻峠を ”はいはい。きついよね” 

ってちゃちゃっと処理してあとは寺前に下るだけ。

 

このころから私は

右ペダルのトラブルを庇っていたせいで左膝に激痛が。

シッティングで漕げない。

Iさんに最後はすべておんぶだっこで

連れて行っていただいてゴール。

チャレンジ達成

コーラで乾杯!

どんなに苦しいときも笑顔を絶やさず

走り切られた
Iさんは素晴らしかった。

達成おめでとうございます!!

達成おめでとうございます!

次の日も中級+αのサイクリングイベントで

まぁまぁ上りますがよろしくお願いします。

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