未だ寒さ残る2月27日に淡路島内陸を探検するようなライドに行ってきました。
コースと参加者さん
距離165㎞
獲得標高3776m
https://www.strava.com/routes/2784375443620355216
体が動き辛い寒い時期のコースとして、いくらハイクラス:HCといっても少し過酷かも。
でも幸いなことに天候に恵まれて10度以上の最高気温が予想されたこの日、2人の方が参加くださいました。
KWMRさんとIWKさん。
「ライドのジャンルはアップダウンアップダウンアップップ」
と私がふざけて書いているのですが、本当にね、その通りアップップって坂道に溺れそうになる大変なチャレンジでした💦
それを朝一から察してか私のアドバイスを聞き入れてくださったのかKWMRさんとIWKさんと私の3人が穏やかなペースから入り始めました。
(いつもは、最初はゆっくり行きましょうねって話していても特にKWMRさんがファーストアタックを仕掛けてくるんですよね笑)
「冒険ライド」って書いているように実は私も走ったことない道が5%程含まれているんです。
ふと横目にする細い細い田舎道。
前を通ったことはあっても、ここから先に行ったらどうなるんだろう??
って場所が含まれています。
これ完全に私の興味本位。
有料アテンドなのに本当にすいません!!😅
でもそれでも私を信じて付いてきてくださるKWMRさんとIWKさんに超感謝♪
スタート♪
さぁ笑って前を向いてドンドン走っていきましょう。
こんな道。
最初から登る登る。
登りも険しい
下りも激しい
平坦も風が荒れて一定方向じゃないから休みづらい。
28㎞走ったところで獲得標高は1000m、100㎞走ったところでお昼ご飯。
そのころには獲得標高は3000m。
100㎞地点で体力もテクニックも精神力も使い切り気味でヘトヘトでご飯が染みる~~~~~。
アテンドする今井も、久しぶりに距離と強度が長めのルート、おまけにボトルを忘れるという失態で水分補給が疎かになり脱水とハンガーノックに😱
こまめな補給って本当に大事ですよね。
屈強なメンバーさんのこんな一面も
普段バリバリ走っている方のヨボヨボの姿!
なかなか貴重な映像ですね💡
そして達成感抜群
補給についてのQ&A
あ、一つ皆さんに学んでいただきたい感覚が。
お昼ご飯の時にこんな質問がありました。
残りの距離60㎞獲得標高800mのタイミングです。
今はお腹いっぱいですけど、背中の補給って必要ですか?
絶対に必要です!!!
いくつかのポイントをお伝えしておきます。
★「満腹」という感覚と「身体に必要な栄養素を補給できているか」は別。
「食べたい/食べたくない」と「上手な補給」も別。
経験を重ねれば、「食べた♪」=「身体に必要な栄養素を補給できた♪」に近くなってくる。
補給にもっと真剣になりなさい。
★身体は変わる。
食べれない人もちゃんと食べて消化できるように人間の体は変わっていく。
それも自転車の能力の大きな一つですよね。
その能力が上がれば、食べただけ走れるんだから怖いものなんて無くなりますよ笑
★ライドの後半になればなるほど小さく頻繁に補給すること
身体は疲弊し、同じものでもライドの後半の吸収率は落ちてくる。
後半にバテる方は、「あとちょっとだからこのまま食べずに休まずに行ける」っという
考え方に癖を持っている。我慢強すぎ笑。
もっと身体の声を聞いてクレバーになることが、貴方がなりたい自分に成れるチャンスです。
★背中の補給は絶対に切らすな。飴玉一個でも良い。
空腹感からの脱力感は脳からの運動指令が鈍り精神的に弱って力が出なくなる。
逆に頭の中がハッピーなら空腹でも力が出せる。
もう少しでゴールってなったら力が湧いた経験をお持ちでしょう?笑
人間の体って凄い。
そんな感じで皆さんのオリジナルを作ってライド楽しんでくださいね。
達成!
さぁ最後の花さじきの登りの終わりが見えてきましたん。
体力、筋力、ライディング技術、補給技術、気力、全てを出し尽くし
夕方の美しい景色を目に焼き付けて達成です♪
IWKさんは日頃のトレーニング成果を実走の中で良いフィーリングとして
効果を感じていただけましたし
KWMRさんはIWKさんと同じく、そしてまた今年のKWMRさんご自身の大きなチャレンジに向けての課題も見つけていただけました。
チャレンジが出来ると課題って本当に浮き彫りになりますよね。
そんな場の提供を出来ましたことを、当スクール代表として嬉しく思います。
課題を克服し、成長を感じ、本番にトライし、スクールの皆さんが
ご自身の感動してくださる。
そんなサイクルをこれからも回していきたいです。
それではまた自転車で会いましょう♪
最後に
島を沢山走らせてくださった淡路島の皆さまに感謝。
島民の皆様と通り過ぎる際は敬意とご挨拶を以て走らせていただきました。
また民家を沢山通り抜けるようなコース取りではなく、
淡路島の雄大さを改めて強く感じることが出来るコースでした。
道のバリエーションも豊かでとてもおススメです。
参加くださったお二人の記録、そしてブログを見てくださった方の
素敵なサイクリングライフをお祈りしております。
おまけ|終了後の反省会?
走った後の感想をあれやこれや話してます。
10分くらいあるので気になる方だけどうぞ^^